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資源エネルギー庁の調査によると、直近の道内灯油価格は店頭販売で118.6円/ℓで、配達は121.7円/ℓ。それぞれ前年同月比で店頭は2円、配達は3円ほど高くなっています。
これから灯油価格は更に高くなるのでしょうか?
世界情勢に目を向けると、中国の景気低迷による灯油需要の低下や、来年1月に就任する米国のトランプ大統領による石油増産、中東が戦闘を継続するか否かなどが灯油価格に関わってくると思われます。
国内では、本来12月末で終了予定だった燃料価格激変緩和補助に関し、補助率を縮小しながら継続する意向であるとのこと。ちなみにこの補助がなくなると10円ほどの値上がりになる計算で、道民の生活に直撃することは間違いありません。
22年1月から始まった同補助は、一方で「脱炭素に逆行する」などの批判もあります。
物流の2024年問題の影響も出始めている灯油価格ですが、今後の世界情勢や政府の方針に注目してゆきたいところです。
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資源エネルギー庁の調査によると、直近の道内灯油価格は店頭販売で118.6円/ℓで、配達は121.7円/ℓ。それぞれ前年同月比で店頭は2円、配達は3円ほど高くなっています。
これから灯油価格は更に高くなるのでしょうか?
世界情勢に目を向けると、中国の景気低迷による灯油需要の低下や、来年1月に就任する米国のトランプ大統領による石油増産、中東が戦闘を継続するか否かなどが灯油価格に関わってくると思われます。
国内では、本来12月末で終了予定だった燃料価格激変緩和補助に関し、補助率を縮小しながら継続する意向であるとのこと。ちなみにこの補助がなくなると10円ほどの値上がりになる計算で、道民の生活に直撃することは間違いありません。
22年1月から始まった同補助は、一方で「脱炭素に逆行する」などの批判もあります。
物流の2024年問題の影響も出始めている灯油価格ですが、今後の世界情勢や政府の方針に注目してゆきたいところです。