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キャリアバンク株式会社 佐藤社長インタビュー Part1

経営者TIMES

2025-02-26
キャリアバンク株式会社 佐藤社長インタビュー Part1
キャリアバンク株式会社
代表取締役 佐藤 良雄 様
起業するに至った経緯をお聞かせ下さい。
私がキャリアバンクを創業したのは35歳の時で、今から36年前になります。当時、私は社労士事務所や行政書士事務所を経営しており、特に中小零細企業の経営者に対して、労働法分野や許認可関連の知識と書類の作成サービスを展開していました。そのため、多くの中小零細企業のクライアントを抱えていましたが、当時も今と同様に、人材不足が深刻な問題でした。そこで、人材の調達こそがよりお客様の懐に近いサービスであると考え、人材紹介業に着目しました。調べてみると、北海道ではまだ誰も職業紹介業の許可を取得していない状況で、同業者がいないという点に大きな可能性を感じ、中小企業の人材ニーズに応えるため、キャリアバンクを設立し、北海道で初めて職業紹介業の事業免許を取得しました。最初は職業紹介業から始まり、その次に人材派遣業へと展開し、販売職種やメディカル分野への人材派遣や厚労省や自治体などの行政機関の雇用政策関連の業務委託も手掛けるようになりました。
創業の動機としては、日本の労働市場が転職に対して消極的であり、転職者がキャリアアップではなく「負け組」と見なされる風潮があったことにあります。日本特有の終身雇用が強く定着していて、途中で辞めて転職するという事があたかも労働市場における負け犬を象徴していて、より規模の小さい給料の安い企業に転職せざるを得ないという時代でした。私は、転職が不利になる労働市場を変え、やり直しの効く労働環境を作りたいという強い使命感を持って起業しました。その結果、2001年には札幌証券取引所のアンビシャス市場に上場し、その後本則市場へ移行しました。また、子会社だった給与計算会社エコミックを設立し、同社も上場を果たしました。
座右の銘又はご自身のモットーとされていることを教えて下さい。
私は経営者としてどちらかというと、社会的な問題を自らの事業で解決していくということを得意とする経営者だと思います。私自身物質的な欲求とか金銭的な欲求があまり強くない経営者であるがゆえに、いかに顧客の役に立てるかとか、生産性を増すことを実現できるかとか、働く人たちの成長の助けになるとか、そういったことを自身の経営のモットー、生き方のモットーにしてきました。
私の座右の銘は「順逆一如」です。これは、長い時代の流れの中で良い時も悪い時もあります。景気が良いとか悪いとかそういった周りの環境の変化に煩わされず、逆境に負けない、順境に驕らないという仕事の仕方・生き方を自分自身でも目指しているので、「順逆一如」というのが自分のモットーであり、座右の銘です。
趣味は何ですか?またその魅力についても教えて下さい。
趣味はたくさんあります。もともとサッカーの選手でしたので、スポーツ全般何でも出来ますし、そう下手でもありません。御社の創業者である土屋公三さんとは随分ゴルフをご一緒しました。土屋公三さんとの付き合いは長く、3KM、ノーマライゼーション、倫理法人会など、私が20代の頃から40年のお付合いをしていました。お互い一緒にいろいろな勉強をさせてもらったんですが、私が毎年2月にグアムで行う研修会に土屋さんを誘い、約20年近く一緒に行きました。私とアインホールディングスの大谷さんは当時まだ若く、北海道内でビジネスをしている経営者でしたが、より広い世界を目指したいという思いを持っていました。そこで、当時大手監査法人の代表社員を務めていた渡邊氏と、ニューヨーク事務所にいた松尾氏という会計士にお願いし、渡邊先生には「日本」について、松尾先生には「世界」について教えてほしいと依頼しました。こうして研修会をスタートし、土屋さんも比較的早い段階で参加するようになりました。そのため、ゴルフをしながら学ぶのではなく、「研修のついでにゴルフも楽しむ」というスタイルで行われていました。未来を見据えた深い経営の学びを続けることは、私自身も経営者であるため、大きな関心事です。「趣味」と言うと少し違和感があるかもしれませんが、優秀な方々とともに、経営について学び、さまざまな真理を突き詰める議論を交わすことが、私にとって最大の趣味かもしれません。
一般的な趣味でいうとスポーツ観戦や実際にスポーツをすることが挙げられます。冬はスキーをよく楽しんでおり、2週間に一度のペースで主にニセコで滑っています。また、ゴルフやパークゴルフも得意で、登山にも出かけます。サッカーに関しては、28歳まで現役の選手としてプレーしており、大変思い入れのあるスポーツです。その後はコンサドーレ札幌の経営にも関わる機会がありました。さらに、海外旅行も趣味の一つです。スポーツ観戦と組み合わせて、毎回サッカーのワールドカップやオリンピックを観に行っています。昨年は、7大会連続でパリオリンピックを観戦してきました。

Part2へ続く

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